この島に特別興味があったわけでは無いが、新聞で県営名古屋空港から特別直行チャーター便で行ける広告を見て出かける決心をした。
名古屋空港からフジドリームエアーラインに搭乗約2時間30分で奄美空港に到着する。
日本には有人の島が400有余有るが、この島は佐渡ヶ島に次いで二番目に面積が大きい島(沖縄は県で島に入れない)だ
(面積711㎢、周囲426kmでほぼ琵琶湖と同じ大きさ)(人口約7万人と比較的少ない)(島の8割弱が高さ700m以下のブナ林の低い山で、人が住んでいる平地は
少ない)
ハブがいるので、人がほとんど入らない山が多く残されており、島特有の生物、動物が多く残っており日本の世界自然遺産の一つとなっている。)(奄美黒兎、ハブ、赤,青海亀、ルリカケス、ノコギリガザミ、ガジュマロ、マングローブ原生林など)
またこの島は若き西郷隆盛が安政の大獄で幕府から危険人物の指名がかかり島津藩が3年半隠した島としても有名。この時隆盛は島娘の愛子を島妻とし一男一女をもうけその子孫が今も残っている(隆盛はこの後倒幕運動に奔走し藩主島津久光の怒りに触れ、沖永良部,与論島に一年半牢獄島流しの刑に服す)
奄美空港から北に向かった島の北の端「あやまる岬」
奄美大島の名産の一つ黒糖焼酎、サトウキビから黒糖を作り、発酵蒸留して約3年ほど甕に入れ保管、コクを出してから出荷
アルコール度最大で45°
大島紬の工程を見学したが、気が遠くなるほどの工程を経てやっと大島紬が出来上がるのを知り素晴らしい伝統技術だと認識を新たにした。大量生産の時代にあえて人手をかけて造りあげる素晴らしさを改めて認識した。
泥染
機織り
青海亀、赤海亀が産卵する島としても有名、保護活動をしている。一回の産卵で100個近くの卵を産むが孵化して成長、大海を泳ぎ回れる様になれる確率は5,000分の1ほどと言われている
亜熱帯気候の特有な色々な植物
マングローブの森の川をカヌーでくぐり抜ける。
綺麗なビーチ、夏は海水浴客で賑わう
ホノホシ海岸、なぜかこの海岸だけは砂浜でなく玉石だけの海岸となっている
アランガチの滝、島の中央部にある三段の滝